干しタコ

今日のアテは干しタコのあぶり

干しタコはなんだったら軽くフライパンであぶる程度でも食べられるかもしれない

でも、あえて七輪で炭火で炙ることでうまさは乗数効果で増すのだ

うまく焼くコツは均一に火をいれること

ここで問題になるのは干しタコのそり返しだ

加熱されたタコはくるんと反り返る。スルメや魚のみりん干しでも同じ現象が起こるだろう

ふだんは適度に動かすことでうまい加減に調整するのだが干しタコは一筋縄にはいかない

まるで踊るようにくねんくねんと動くので思ったようにいかないのだ

なおかつ個人的には少し焦げ目がつく程度のぎりぎりの焼き加減が好みなので、均一に炙らないと

焼き過ぎの部分が出てきてしまう

そこで考えたのが磔(はりつけ)炙り法だった

適当に串や爪楊枝を刺すことで干しタコの焼き面をできる限り平面に近づけることで

焼きムラの少ない仕上がりになるのだ

干しタコはみりんや砂糖で味付けされているため焦げやすい

しかし肉質がしっかりしているため火が入りにくい

この難問に対する現時点での自分なりの答えがこれだ

足を一本、ちぎってかじる

うまい!もう一本!

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